yes

寒い夜に 星を見にあなたと待ち合わせ

心が浮き立って落ち着かないな 貸してくれた本返せなくて

闇に揺れる木々の音聞こえるほど 怖がっているから 話して

 

月のない空 燃える砂と赤い光

揺れる青い炎見つめているのは 甘いココア飲みたいからじゃない

yes を言ってほしいのは 僕だけじゃない

 

一時間に五回だけの流れ星 本当は見逃したって構わない

北の空さがして

いつまでも寝転んでいたい 勇気出して触れた首筋は 温かい

 

もう二度と 会えなくなる日が来るのは 寂しい

でもやっぱり 会えるのは嬉しい

あなたの生々しさに 絡まってしまった自由を

ひとつひとつ 優しく指で解いて

 

笑い飛ばしてみたい 愛しんでいる思い出も 過ぎ去る切なさも

自転車引いて 送ってくれる帰り道

隣の気配 いつもより遅くなる 足どり

 

あなたの物語 僕の物語

泣いたり 笑い転げたり すべてに yes と叫びたいの

もうすぐ朝が来る